肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
肺炎はわが国の死亡原因の第 5 位!。また、日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4 ~ 1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。
細菌では珍しく予防のためのワクチンがあり、以前から高齢者肺炎球菌ワクチンとしてニューモバックス(PCV23)が国の定期接種及び前回接種から5年以上経過した方の追加接種として使用されていました。
このニューモバックスは5年で効果が薄れるために前述のように5年ごとの追加接種を推奨していましたが、近年の新しいワクチンでは長く効果が期待できるため、新しいワクチンを1回接種のみで良くなります。
令和8年4月より、国の定期接種ワクチンもプレベナー20(PCV20)に代わることに合わせ、当院ではニューモバックスの使用は終了させていただきます。4月からは下記の対応とさせていただきます。
★過去に一度も肺炎球菌ワクチンを打ったことがない方で65歳で定期接種の案内が自治体から届いている方:下記どちらかを選択ください
①補助を利用してプレベナー20(自治体の規定による自己負担額あり)
②完全自費でキャップバックス(PCV21)
★過去に肺炎球菌ワクチンを接種しており前回接種から1年以上経過している方
当院では基本キャップバックスの接種のみ (希望があれば完全自費でプレベナー20接種も対応いたします)
キャップバックス費用:14,000円(税込)
接種希望の方は事前に窓口、お電話でご相談ください
※米国CDC(疾病対策センター)は2025年の推奨スケジュールで、ワクチン未接種の50歳以上の成人にはPCV21(CAPVAXIVE®)の1回接種を推奨。キャップバックス®は21種類の肺炎球菌血清型をカバーしており、成人で重症化しやすい型である15A、15C、16F、23A、23B、24F、31、35Bなど8種類を過去のものと比べ新たに含みます。


